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リウマチ科

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関節リウマチ

症状はおもに関節にあらわれ、痛みや腫れが左右の関節に対称的に出るのが特徴です。その他に、朝起きた時に関節が動かしにくい「朝のこわばり」を感じる患者さんも多くいらっしゃいます。

関節リウマチの治療をするうえで第一に考えるのは、関節破壊の進行を止めることです。そのためには炎症の程度をみるだけでなく、定期的にレントゲン検査を行って骨や軟骨の様子をチェックします。また、薬物による治療も関節リウマチの発症の早期から積極的に行うようになってきました。痛み止めだけではなく、免疫を調節する薬による治療が中心となります。

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痛風

暴飲暴食した翌朝、急に足の親ゆびのつけ根が赤く腫れて痛くなることがあります。これが痛風発作です。安静にしていても風が吹いても痛いということで、このような名称で呼ばれています。

治療には、痛風発作時は消炎鎮痛薬を内服します。痛風発作がおさまったら、尿酸値をコントロールする薬を長期間内服します。(発作がある時に尿酸値を急に下げると、逆に発作がひどくなることがあるからです。)もちろん、食事や運動、飲酒などのライフスタイルの改善が基本となります。

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関節リウマチの進歩する薬物治療

10年前まで関節リウマチの薬物治療は、「痛み」や「腫れ」などの症状を抑えるだけのものでした。その後、関節リウマチの原因である免疫の異常を抑える「抗リウマチ薬」が登場したことで、薬物療法は飛躍的に進歩しました。さらに、最近では、関節の破壊を防ぐ「サイトカイン阻害薬」という新しい薬が使われ始めています。関節の破壊を止めることで患者さんのQOL(生活の質)を高めるだけでなく、痛みや腫れなどが消える「寛解(かんかい)」の状態まで回復する患者さんが増えています。

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